バッハ平均律ピアノ集 グールドとキース・ジャレット
グールドの平均律ピアノ曲集は前から持っているが、最近何となく分かるようになったと、以前書いたが、キース・ジャレットのハープシコード演奏と聴き比べ、素人ながら、感想をまとめてみた。
キースは僕と同年代のジャズ・ピアニストで70年代半ばのヨーロッパでの演奏(ケルン・コンサートなど)に名盤が多いが、前回のゴールドベルク変奏曲につき、平均律ピアノ曲集も聞いてみた。全体に優しく軽々とした感じで、聴いていると実に平和な雰囲気になる。平均律は特にテーマがある、というよりは抽象的な音楽なので、かえって神々しいというか、思索にふけるとか、重めの小説を読むのに、この曲を流しながら読むのに向いてるみたい。でも、僕は、村上春樹の1Q84を読もうと思って寝床に横たわったら、思わず寝てしまったよ。僕の場合は、哲学より寝る学の方が得意みたい。
一方、グールドの平均律は彼独自の解釈と奏法のせいもあるが、パーカッシブで、平和な気分と言うより、元気が出てくるというか、 もし重苦しい気分になっていても、明日に挑戦しようかなという気分になってくる。ショパンとかブラームスとか、好きなピアノソナタも、こういった全く別の解釈で聞いてみるのも、いいだろうな。そう思って、アマゾンで思わずグールドのブラームスを注文してしまったよ。
























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